人・仕事を知る
Our People & Work
人・仕事について、
インタビュー形式で紹介します。
信頼し合える関係を作る
小川 潤
Jun Ogawa
| 入社年度 | 2005年9月 |
|---|---|
| 出身地 | 長崎県雲仙市 |
| 現在の役職 | 船長 |
| 座右の銘 | 継続は力なり |
| 取得資格 | 4級海技士(航海)、6級海技士(機関)、危険物等取扱責任者(甲種) |
| 趣味・特技 | 魚釣り(特に黒鯛釣りが好き) |
| 必要な能力 | 判断力、決断力、コミュニケーション力、(スムーズに業務を進めるための)提案力 |

とある一日のスケジュール
起床、朝食
ブリッジに上がって仕事、当直者と引き継ぎ、MTG
入港作業
(操船)
(操船)
荷役
(荷物の積み下ろし)
(荷物の積み下ろし)
出港作業
(操船)
(操船)
夕食、お風呂、自由時間
当直
(操船)
※当直は1人4時間の3交代。一度当直したら8時間は休息時間を空ける
(操船)
※当直は1人4時間の3交代。一度当直したら8時間は休息時間を空ける
次の当直者に引き継ぎ後、就寝
船長インタビュー

- 船長の主な業務内容について教えてください
- 操船をはじめ、船全体を見渡しながら安全に航海を行うことが私の主な仕事です。
常に周囲の状況を確認し、事故が起きないように気を配っています。
また、何かトラブルが発生した際には、緊急連絡網に従って迅速に対応します。
安全運航を守るために、日頃から乗組員全員との連携と訓練を大切にしています。
- 長い航海の中で、決断力や判断力を問われる瞬間について教えてください。
- 海の仕事は自然が相手なので、その日その日の天候によって判断が大きく変わります。
出航の可否は、気象や波の状況を見ながら慎重に決めます。
危険だと判断した場合は、配船担当へ連絡し、オペレーターと連携して安全を最優先に対応を決断します。
経験や勘だけに頼らず、常に冷静に状況を見極めることを心がけています。
- 船全体の運行や安全管理の最終責任者である「船長」として働く中で、どんなことにやりがいを感じますか?
- 一つの船を任せてもらい、ブリッジで「どうすれば安全に動かせるか」を考えている瞬間にやりがいを感じます。
状況を見極めながら最適な判断を下し、予定どおりに航海を終えられたときは大きな達成感があります。
責任は重いですが、その分、船と乗組員全員を無事に港へ届けられた時の安心感は何にも代えがたいものです。
- チームを統率する船長ですが、大変だと感じることはどんなことですか?どうやって乗り越えますか?
- 常に意識しているのは、自分の考えを一方的に押し付けず、乗組員それぞれの意見を尊重しながらまとめていくことです。
安全運航のためには最終的に自分が決断しますが、その前にしっかりとコミュニケーションを取り、みんなの意見を聞きながら納得してもらえる形で進めるよう心がけています。
お互いに信頼し合える関係を築くことで、どんな状況でも乗り越えられると感じています。
- 船の上での生活、プライベート時間はどのように過ごしていますか?
- 休みの時間は、昼寝したりテレビを見たりして、ゆっくり過ごしています。
海の上だと自由に出かけることはできませんが、その分、自分の時間を有意義に楽しめるのが良いところだと思います。
- 船の上では、異なる世代のクルーと一緒に過ごすと思いますが、どんな雰囲気ですか?船長として意識していることはありますか?
- 年齢も経験もさまざまなクルーが乗っていますが、雰囲気はとても明るいです。
一緒にご飯を食べたり、会話をするときはできるだけ明るく話すように心がけています。
ちょっとした雑談でもコミュニケーションを取り、安心して働ける雰囲気と信頼関係づくりにつなげています。
- チーム(航海士や機関長など)とのコミュニケーションで大切にしていることは?
- 日常のちょっとした会話をとても大切にしています。
休みの日には一緒に遊びに行くこともありますし、停泊して時間があるときはみんなでご飯を食べに行ったり、観光することもあります。
そうした時間の積み重ねが、仕事での連携にもつながっていると思います。
- どんな人が船長に向いていると思いますか?
- 臆病なくらい慎重な人が向いていると思います。
自信満々に突き進むタイプよりも、まわりをよく見て、状況を冷静に判断できる人ですね。
安全を第一に考えられることが、船長として一番大事だと思います。
- 海運業界や船の仕事に興味を持ったきっかけについて教えてください。
- 海運業界に興味を持ったのは、国立口之津海上技術学校に進学したことがきっかけです。
実際に船に乗って学ぶ中で、海の仕事の奥深さややりがいを感じ、この道を志しました。
- どのようにして五和海運を知りましたか?
- 在学中に先生から紹介してもらったことがきっかけです。
先生の勧めもあり、会社の話を聞いて興味を持ちました。
- 船長になるためには航海士・甲板士などキャリアステップを踏む必要がありますが、その過程を教えてください。
- 16歳で甲板員として乗船し、航海士や船長のサポートを通じて経験を積みました。
2年間の乗船後に6級海技士(航海)の免許を取得し、航海士として一人で当直を担当しました。
その後、横須賀で危険物取扱責任者の資格を取得し、6級海技士(機関)の免許も五和海運の支援で取得しました。
会社が資格取得や研修の機会を積極的に用意してくれる環境は、大きな励みになっています。
実務を通して経験を重ねる中で信頼をいただき、船長として任せていただけるようになりました。
- 2ヶ月半乗船して1ヶ月程度休暇という働き方を実践してみてどうですか?
- 最初のうちは毎日家に帰れない生活に慣れず、ホームシックになることもありました。
でも今では、この働き方が自分には合っていると感じています。
下船して荷物を持って船を降りる瞬間の開放感は格別で、責任から解放されるあの感覚が大きな楽しみです。
- 船乗りだからこそのメリットとは何だと思いますか?
- 長期休暇をしっかり取れる点が大きなメリットだと思います。乗船と休暇のサイクルが明確なので、旅行や家族との時間など、自分の予定を立てやすいです。
休みの期間はしっかりリフレッシュできるので、次の乗船にも気持ちを切り替えて臨めます。
- 就職活動中の方にメッセージをお願いします
- どんな仕事でも、最初はしんどいことがあると思います。
でも、それを乗り越えた先にしか見えない景色があります。
迷っているなら、とりあえず一度来て、自分の目で見て体験してみてください。
海の仕事の魅力をきっと感じてもらえると思います。
-
五和海運の力の源は、
「人」
代表取締役
山下 満洋 -
信頼し合える関係を作る
船長
小川 潤 -
“仕組み”で 人を育てる
機関長
豊永 僚児 -
働きながら
各地の魅力に触れる
一等航海士
西田 賢矢
